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知的エンタメで、あなたの頭をぐるぐるとした刺激したい。 とにかくやってみる、楽しんだもんガチなるブログ。
池田晶子(いけだあきこ)さんをご存知ですか?
『哲学』を『考えること』として、身近に、分かりやすく
説明してくれる哲学者です。
中学生のお子さんをお持ちのかたなら
『14歳からの哲学』という本が
学校の課題図書になっているので、ご存知かもしれません。
この本が受けた影響か、一時期、『○○歳の…』という
タイトルが流行ってました、こちらとか↓
で、今回の本命は… 本家(?)のこちら↓です。
『41歳からの哲学』って…セルフカバーかい!
とかいう、つっこみはなしでお願いします。笑
ほんとうに、この本に書かれていることには
衝撃を受けました。
自分の価値観を揺さぶられる本です。
え?そんな考えがあったんだ!?
ふだん、何気なく考えていること、
その考え方のフレーム自体が
本質的ではなかったんじゃないか?
思考が足りなかった!
と、再認識させてくれます。
たとえば、
自分に見えてる世界が、世界。
この体は魂の入れ物に過ぎない。
自分が死んだら、
(自分が存在していると思っている)世界は存在しなくなる。
だから、生命保険はむだ。
生命保険は存在自体に意味がない。
年金は、(破綻するから自分のためではなくて)
税金(社会福祉税)だと思って払っている。
(老犬になってたいへんな介護を引き受けて)
最期まで看取る覚悟がないなら、犬を飼うな。
などなど、
ちょっと羅列しただけだと
誤解を招きそうなんですが、
ひとつひとつが
その内容というよりも、
その考える道筋そのものが
がーんと、衝撃を与えてくれるものたちでした。
(つづく)