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ユーチューブを使い倒す裏技、闇技、閻魔技

フックのある言の葉

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RADWIMPS「絶体絶命」を聴いて -2-

読了までの目安時間:約 4分

#1「DADA」-----------------------------------------------------
 

 
印象的な、手数の多いパーカッションとドラムのリズムで始まる1曲目
シングルカット曲だけれども、ガツンとくる。
このアルバムがただものではないことがわかる。
そしてこのアルバムを通して聴いて、「DADA」の意味がよくわかった。
 
「生まれた時すなわちそれが入り口 あとは誰しもが死ぬ時が出口」
 
生と死の極みの間を、駄々をこねて生きている。
 
前作「アルトコロニー…」で遺伝子レベルまでミクロに自分と自分以外の
”あなた”を突き詰めた野田さんは、本作では時間軸を飲みこんで
生きていることそのものにまで突き進んだ。

#2「透明人間18号」-----------------------------------------------

明るい印象の曲調。
でも歌詞は単純ではない。

光に照らされて輝く、白と黒の間の何万色。
光も声も皆に平等にふりそそぐ。

自分の色を手に入れるために…

「愛さないで 愛でよう
 探らないで 探そう
 語らないで 喋ろう
 歩まないで 歩こう …」

受け身ではなくて、自分の意思で選んでいこう。

#3「君と羊と青」---------------------------------------------------

さらに畳み掛けるロック調。

「奇跡は起こるもんじゃなくておこすもの」
「君を見つけ出した時の感情が
 この五臓の六腑を動かしてんだ」

まさに群青色の青春(笑)

#4「だいだらぼっち」-----------------------------------------------

「一人ぼっちはさびしいけれど みんな一人ぼっちなら
 寂しくなんかない 一人ぼっちなんかじゃないから」

一人で生きて、一人で死ぬ運命。
でも、一人では「僕が誰かも分からない」
ひとりぼっちにはなれない。

#5「学芸会」-------------------------------------------------------

「僕がいなくても始まる世界
 でも僕がいないと始まんないんだよ 僕の世界は」

この世に生きてることは学芸会と同じ?

でも自分の人生の主役は常に自分だけ。
少年Dのイラだちは、自分を自分で主役にできない
自分へのイラだちなのか。

「つまり世界ってのは結局、俺の中でこしらえたものでしかなくて、
 … だけど、世界の運命は結局自分が担っている…」(野田洋次郎)

 

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