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フックのある言の葉

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コレステロールは体に悪い?いいえ必須です。

読了までの目安時間:約 4分

アラフィフともなると、体のどこかにガタがきているもので
健康に関する話題にも、自然と敏感になるわけです。

で、いろいろな金言?格言?がありますが、
昔の医療レベルでの予測や、
どなたかの利益相反な研究成果が
マコトシヤカニ語られて、
なんとなく生き残っていたりします。

しかし、最近では医療関係のデータベースが充実してきて
結果(=エビデンス=根拠)に基づいた知見というものが
公表されたりします。

最近はやりの「ビッグデータ」というやつも、実データの
事実のなかにこそ真実があるという考えがベースなわけです。

そこで、冒頭のコレステロールです。

『コレステロールは体に悪い?』
『LDL-Cは悪玉、 HDL-Cは善玉?』
『卵は、1日1個まで?』
『コレステロール低下薬は心筋梗塞と脳卒中を防ぐ?』
なんてことが、よく言われてました。

ところが、最近の研究結果では…

『コレステロールは体に必須』
『LDL-Cも、HDL-Cも必要』
『卵を多く食べましょう』
『薬で下げても心血管系疾患を予防できません』
ということに。

真逆じゃない!

1.コレステロールは体に必須
コレステロールは、細胞膜、脳神経細胞、生体ホルモン、胆汁の材料であり必須
⇒ 足りないと血管が切れやすくなるリスクUP!

2.日本人は、LDL-Cが高いほど死亡率が低い
高コレステロールは、死亡リスクではない。

3.コレステロールの多い食品を食べても血中LDL-Cは変わりません
⇒ 体内コレステロールの起源は、通常、食品から2割、肝臓で8割作られる。
⇒ 食品からの摂取量が増えると、肝臓はむしろ休める。
⇒ 卵を多く食べると内蔵の負担が減る。

4.コレステロール低下薬(スタチン)の副作用
⇒ 臨床試験で、22.2%に副作用があった。

米国での臨床試験にあたっては関連機関である、
・米国心臓病学会が、スタチン製薬企業から2億円受け取っていた。
・米国心臓協会が、G社から11億円受け取っていた。
⇒ この利益相反行為により、以前の研究成果の信憑性が大いにゆらいだ。

以上は、現時点で公開されたデータで検証可能な事実です。

以前に流布された常識は、何だったのか…

以上に関する引用文献:
・2011年医療情報学会 東海大学 大櫛教授講演
・日本動脈硬化学会2007
・日本脂質栄養学界2010
・須藤ほか訳:クーパー細胞生物学 2008
・大隅典子:Anti-Aging Medicine 2009
・入村達郎ほか訳:ストライヤー生化学 2008
・ガイトン臨床生理学 2007
・大櫛陽一ほか:脂質栄養学 2009
・日本動脈硬化学会:高脂血症ガイド 2004
など

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